1学期終業式に話したこと
7月18日(金)の終業式から1週間がたちました。お子さんのご家庭での様子はいかがですか?終業式で子どもたちに伝えたことをお知らせします。お家でのお子さんとの会話に利用していただけると幸いです。
①『自立・協働・創造』の振り返り
子どもたちは、『自立・協働・創造』の言葉をしっかり覚えてくれました。中には、スライドを見せた瞬間に「また、それ~」と反応してくれる子も…。1学期に自分ができるようになったこと(自立)、みんなと協力したこと(協働)、うまくいかなかったとき何度も挑戦したり、工夫したこと(創造)について振り返ってもらいました。相手の話を最後までしっかり聞き、「すごいね~」「そこもうちょっと教えて」などの言葉を返す練習も兼ねてペアで発表しあいました。
夏休み中も親子で、『自立・協働・創造』について話し合う機会が増えるとうれしです。
②夏休みも『自立・協働・創造』
夏休みは学校もなくチャイムもなりません。自立した生活を送ることができる自分になったか確認するチャンスだと伝えました。1学期に身に着けたことはもちろん、さらに自分のできることを増やしたり(自立)、お家の人と協力したり(協働)、自由研究などで工夫したり(創造)してほしいと伝えました。
協働については子どもたちには具体的内容に触れませんでしたが、お手伝いなど家庭での役割を与えていただけるのもよいかもしれませんね。
③夏休みは『三日坊主』の天才に
三日坊主は、良いこと?悪いこと?と子どもたちに問うと、ほとんどの子が悪いことと答えてくれました(1年生の中には良いこととと思うに堂々と手を挙げてくれた子もいました…自分の意見を堂々と表現できることは素晴らしいことです)。
三日坊主は、皆さんご存じの通り、僧になるために修行を始めた弟子が、修業がつらく3日で逃げ出したことが由来の言葉です。
ですが、3日頑張って4日目に逃げ出しても、次の日からもう一度リスタートすることが大事。リスタートして、また三日坊主だとしても、4日のうち3日は頑張れているので、合計6日間も頑張れたことになります(できなかったのは2日のみ)。
今年の夏休みは44日間、三日坊主の天才になれば33日間は『自立・協働・創造』に取り組むことができます。毎日すべての日で頑張ることができるのは素敵なことですが、三日坊主の天才もなかなか捨てたもんじゃないと思い、子どもたちに伝えました。
余談ですが、この後の生徒指導の先生から「楽しい」夏休みにするために、「こわい」ことに気を付けましょうというお話がありました。「こわいことって何?」ときくと、「交通事故」や「水の事故」・「不審者」など答えてくれました(よく覚えているし、みんな懸命に考えていました)。中でも、納得、なるほど~と思わせてくれた意見を紹介します。1つ目は「地震」そしてもう一つは「宿題」でした。他にも自分の経験から考え出された、意見がたくさん出ました。「みんな それぞれ みんないい」意見ばかりでした。
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